観光客が2000万円のオパール発掘! 一攫千金、クーパー・ピティ体験記
オーストラリア大陸。広大な国土をもつオーストラリアでは、たくさんの鉱石が取れることで知られています。オパールもその一つ。その中でも今回は、ホワイトオパールの産地で知られるクーパーピティに行ってきました!
■クーパー・ピティを知る まずはクーパピティの歴史を知ることができる、オールドタイマーズマインへ。ここでは1987年に掘られた横穴が、そのままミュージアムとして残っています。穴の中には住居もあり、当時の生活を肌で感じることができます。
ヌードリング 店の外には、オパールのヌードリング体験ができる場所があります。ヌードリングとは、掘り出した土をふるいにかけ、オパールの原石を探す作業です。このオールドタイマーズマインでは、その日掘り出したばかりの砂利を、毎日店の外のスペースに盛っていて、この砂利の中からオパールの原石を見つけたら持って帰ってもいいそうです。
オパールのかけら 小さいオパールの原石なら、すぐ見つけることができます。時間を忘れてすっかり夢中になりました。こちらが今回の戦利品です!小さいながらもオパール。町にはそのオパールを鑑定してくれる場所や、研磨してくれる場所もあります。
■オパールショップ巡り 写真 オパールのお店
オパールの産地であるこの町のメイン通りは、もちろんオパール屋だらけ。都市部で買うよりも、安く手に入ります。採掘している人が直接売っていることもあるので、値切ることも可能です。ただし、あるオパール屋の主人が「穴ばかり掘ってる連中だから、頭おかしい奴が店出してることも多いよ」と言っていました。たしかに、それお客さんにとる態度?という店主も多かった気がします。おすすめはOPALIOSというギリシャ人の夫婦のお店。オパールの値段のつけ方やカットの方法など、詳しく教えてくれます。また、購入するとサービスで色々プレゼントをしてくれました。まずこの店でオパールについて学んでから、他の店に行ってみましょう。
■一攫千金のPublic Noodling Space
画像 Public Noodling Space
この町には「Public Noodling Space」、つまり「誰でも自由に掘っていい土地」があります。1時間ほど、気の向くままに掘ってみましたが、小さい物すら見つけられませんでした。これなら、さっきのミュージアムの前の場所の方が、小さいけど簡単に見つかった分楽しかったな。
しかしなんと僕らが訪れる数ヶ月前、観光客が2000万円相当のオパールをこのPublic Noodling Spaceで発見しニュースになったそうです。その人は4日もここで掘っていたとか。4日で見つかるならいいですよね。
■洞窟に泊まることができます!
今回一番ワクワクしていたのが、この洞窟ホテル。実はここクーパー・ピティは気温40度を超える灼熱地帯なのです。昔の人々は暑さを防ぐため、洞窟に住んでいました。採掘した横穴に住めば、掘る手間もないし一石二鳥ですよね。現在町には、洞窟ホテルや洞窟バックパッカー、洞窟カフェなどがたくさんあります。
今回はunder ground motelという洞窟宿に泊まりました。洞窟の中はクーラーもつけていないのにひんやりとしていて、非常に快適でした。このミステリアスな雰囲気がたまりません。
■まとめ クーパー・ピティは今回のオーストラリアの旅の中でも、1、2を争う楽しさの観光地でした。一攫千金の夢がある観光地なんてそうそうありませんからね。それだけで男心をくすぐられました。正直もう一度、観光ではなく一攫千金のためだけにクーパー・ピティに行きたいなあ。その時は男友達だけで、スコップ持参で本気で行きたいです。
■WRITER 成澤圭佑 海外旅行好きで、オーストラリアには2年間滞在。 世界のお土産が好きすぎて、お土産を自慢するためだけのサイトを作成。 SULIKO世界一周お土産図鑑 http://suliko.moo.jp
海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできるのが、気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリア。多文化・多民族国家であるゆえ、馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもメリットです。
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