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【厳選5か国】ワーホリにおすすめな国

by smaryu

作成日2018.06.03

(更新日2020.12.07)

【厳選5か国】ワーホリにおすすめな国

ワーキングホリデー(ワーホリ)でどこの国にするか滞在国を迷う人も少なくないでしょう。たしかに、 気候、経済、国民性などさまざまな基準にすべき項目があります。

そして、ワーホリは一般的な留学とは異なりその国で一定期間働くので、自分にとって暮らしやすい国を選ぶこともポイントです。たとえば、自然を好むタイプの人が人口が多い大都市に住んだ場合、ストレスを感じワーホリを楽しめないかもしれません。国選びを決して失敗しないためには十分な情報収集がキーとなります。

そこで、今回はワーホリにおすすめな国を厳選して5か国ご紹介していきます。

そもそもワーホリってどこの国でできるの?


ワーキングホリデーは日本とワーホリ協定を結んでいる協定国でできます。

協定国を具体的に見ていくと、アジアでは隣国である韓国や、台湾、香港があります。アジアは時差も少なく飛行時間が他国より圧倒的に少ないことが魅力でしょう。

ヨーロッパには公用語が英語であるイギリスやアイルランドをはじめ、フランス、ドイツ、ノルウェー、デンマークなどの協定国があります。ヨーロッパは近隣している国も多いので、電車やバスを利用してさまざまな国への旅行なども楽しめるでしょう。

それ以外には、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど、四季折々の美しい自然や多国籍な一面を持つ国もあります。

これらのワーホリ協定国の中から厳選した5か国についてこれから詳しくご説明していきます。それぞれの国の特徴をチェックしてワーホリ渡航の国選びの参考にしてください。

二年滞在可能?!オーストラリア


オーストラリアは多国籍な国でありアジア人をルーツに持つ人も多く、日本人にとって馴染みやすい国といえます。オーストラリアは南半球に位置しており一年を通して温暖な気候で暮らしやすい国といわれています。

また、一定条件を満たせば2年間の長期滞在できることも、オーストラリアの魅力でしょう。延長する方法として、「ファーム」と呼ばれる農作業や農産物加工の仕事をする方法があります。具体的には、1年目にオーストラリア政府が指定した地域で「ファーム」として88日間以上働くと、2年目のワーキングホリデービザを取得できます。

オーストラリアは日本との時差も1時間(サマータイム期間は2時間)と少なく比較的治安も良いといわれているので、女性でも安心して働けます。ただし、メルボルンなどあまり治安が良くない地域もありますので、事前に住むエリアの情報をリサーチしておくようにしましょう。

治安が良いといわれているエリアでも、明るい大通りを通り夜の1人歩きはできるだけ避けることが大切です。もし、事件や事故にあった場合は、国内共通の緊急電話先である「000」に速やかに連絡しましょう。

そして、オーストラリアは治安面だけでなく、衛生面においても安心できる国です。たとえば、オーストラリアでは水道水をそのまま飲むことができますが、これは世界的にみても大変珍しいことです。

日本人にとってオーストラリアが働きやすい国であるもう1つの理由は、オーストラリアに親日家が多いことです。日本は経済的にも輸出入貿易相手国として常に上位に入る関係として知られています。

また、世界的に見てもオーストラリアの日本語学習者数は非常に多く、日本を良く理解してくれている国民といえるでしょう。その1例として、オーストラリアに生活している外国人向けのサービスである「無料通訳サービス」があります。たとえば、国共通の緊急連絡先である「000」の番号も、英語に自信がない人にはオペレーターに日本語の通訳が必要なことを伝えると通訳サービスを受けられます。

日本語が話せる医師が常駐する病院も多く、万が一のトラブル時にも安心して対応が受けられることもこの国の大きな魅力でしょう。

初めての海外生活なら!カナダ


カナダの公用語は英語ですがオーストラリアやニュージーランドと違い発音がきれいで聞き取りやすいという特徴があります。モントリオールなどではフランス語もポピュラーなので、英語とフランス語を両方学びたい人にはピッタリでしょう。

また、カナダではロッキー山脈をはじめ、30以上の国立公園など多くの自然を楽しめるスポットがあります。特に、ウインタースポーツは高い人気があり、大自然の中でスキーやスノーボードなどさまざまなアクティビティを楽しむのも良いかもしれません。

多国籍な文化を持つカナダでは多くの日系企業やレストランが進出しています。日系人向けの多彩な仕事があるので海外生活が初めての人でも働きやすいでしょう。具体的な仕事としては、接客業の仕事が多い傾向にあり、ウェイターや、ウェイトレス、お土産屋、ホテルの仕事などがあります。日系人向けの求人が多いことは日本人にとって大きなメリットですが、日系人向けの仕事は相場よりも時給が低いというデメリットもあるので注意しましょう。

しっかり稼ぎたい人はできるだけ英語の使用頻度が高い仕事を選ぶことがポイントです。たとえば、ホテルの仕事なら、英語の使用頻度が少ないルームサービスなどの仕事よりも、ポーターなどのお客様と会話する機会の多い仕事のほうが基本時給は高めとなっています。また、「英語+フランス語」のバイリンガル力を活かした求人は、高時給のケースも少なくないので語学力のある人はぜひ挑戦してみると良いでしょう。

語学力に自信がないとカナダで働くのは難しい、と思う人は多いのではないでしょうか。しかし、カナダではチップを払う習慣があるため、接客業なら時給が低くてもトータルで稼ぐことが可能です。カナダのレストランでは料金の10%~20%にあたるチップを支払うのが一般的といわれており、客単価が高い接客業のほうがチップも高い傾向にあります。

ただし、ファーストフードやセルフサービスのお店ではチップはありませんので気を付けましょう。

おしゃれ好きなら!イギリス


イギリスはブリティッシュイングリッシュが好みの人や最先端の情報を吸収したい人にはおすすめの国でしょう。

イギリスは近代的な文化と伝統ある歴史が調和しており、ファッションをはじめ、アロマテラピーやガーデニングなどさまざまな流行の発信地でもあります。そのため、本場でファッションなどを学ぶためにイギリスを選ぶ人も多くいます。

フランスやブリュッセルなどヨーロッパの隣国とも距離的に近いため、ユーロスターを利用して遠出するのも良いかもしれません。

ワーホリでイギリスにて働くためには、通称YMSと呼ばれる「ユース・モビリティ・スキームビザ」が人気です。通常、ワーキングホリデーの滞在期間は1年間の国が多いですが、このビザは正規就労ビザで最長2年間の滞在・就労することができます。

また、就学期間や就労期間も制限がありませんのでぜひ取得すると良いでしょう。イギリスの仕事はロンドンのような大都市のほうが仕事の種類や数も豊富です。就労期間がないので、英語力のある人はネイティブ相手のオフィスワークやキッチンアシスタントなどの仕事に挑戦するのも良いかもしれません。

語学力に自信がない人は、一定期間語学学校に通い英語をブラッシュアップさせてから働くと良いでしょう。

イギリスで働く際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。まず、イギリスは物価が高い国として有名ですので、家賃・食費・光熱費などはあらかじめ多めに準備しておく必要があります。特に、人口の多いロンドンは世界的に見ても家賃が高い都市なので、家賃を抑えたい人は「フラットシェア(アパート)」を利用するのも1つの方法です。

その他にも、なるべく普段から外食を控え自炊をすることで節約にもつながります。格安のスーパーとして有名な「TESCO(テスコ)」や「Sainsbury’s(セインズベリー)」は、滞在中の力強い味方になってくれるはずです。

もう1つ気を付けておきたい点はイギリスの治安面です。一般的にイギリスはヨーロッパの中では治安が良い国といわれています。しかし、2017年6月にはロンドン地下鉄テロも発生していますので、ワーホリ滞在中は十分に気を付けるようにしましょう。

自然に囲まれたいなら!ニュージーランド


大自然をおもいっきり満喫したい人にはニュージーランドをおすすめします。ニュージーランドは、オークランドやタウランガなどのある「北島」と、クライストチャーチやクィーンズタウンなどがある「南島」があります。

オーストラリアと同じく南半球に位置しており、日本との時差が少なく通年を通して温暖な気候が大きな特徴でしょう。また、自然豊かな環境であることもこの国の魅力です。人よりも羊の数のほうが多いともいわれており、国内に多くの自然保護地区や国立公園があります。

マリンスポーツをはじめ、ハイキングやトレッキングを楽しむ人も多いので、アウトドアが趣味の人にも向いている国かもしれません。

ニュージーランドは英語、生活文化などイギリスの影響を強く受けている国です。そのため、クイーンズ・イングリッシュに近い英語を学ぶことができるでしょう。オークランドなどの大きな都市では世界各国の生徒と一緒に学べる学校も多く、留学中にグローバルな交流を持ちたい人にも向いているでしょう。

そして、留学をする際にはできるだけ費用を抑えたい、と考える人は多いのではないでしょうか。ニュージーランドでは他国よりも留学費用が比較的安く抑えられる国として知られています。その理由は、主要英語圏であるアメリカやイギリス、オーストラリアなどよりも、ニュージーランドの方が物価が安いからです。北島・南島とで物価の差はそれほどないので1番大きな費用となる「授業料」に関してはどの都市の学校を選んでも大差はないでしょう。

ただし、「住居費」に関しては、オークランドやクライストチャーチなどの大都市のほうが若干費用はかかりますので注意が必要です。

ニュージーランドでは他国からの移民や留学生の受け入れを積極的に推進しており、ビザ申請は日本国籍の場合無料となっています。日本より時給が高い傾向があるので、自分の努力次第でしっかり稼ぐこともできるでしょう。

ニュージーランドのワーキングホリデーでの仕事は、農場スタッフである「フルーツピッキング」や、「カフェスタッフ」「日本語ツアーガイド」などが人気です。

美容大国!韓国


できるだけ安くワーキングホリデーがしたいなら、飛行機で2時間程度で行ける韓国はいかがでしょうか。

韓国のワーキングホリデーの大きな特徴は、日本からのアクセスが良く欧米よりも初期費用である「渡航費」を安く抑えられることです。韓国は物価も安いためそれほど生活費がかからないこともポイントでしょう。

日本との時差がないのですぐに生活になじみやすい環境といえます。韓国には独特の人間関係があり仲間意識が強く、1度仲良くなれば家族のようにサポートしてくれることも少なくありません。きっと多くの人が滞在中の良い相談相手になってくれるでしょう。

韓国のワーキングホリデーは就学・就労期間が無制限なので、自分の能力に合った仕事をしたり韓国語をじっくり学ぶことが可能です。自由に自分のワーホリプランを組めることは韓国の魅力の1つといえます。休みの日には「梨花洞(イファドン)」や「済州島(チェジュ島)」などのスポットに足を運んでみるのも良いでしょう。女性には韓国の美容スポットを訪れるのもおすすめします。韓国は別名美容大国ともいわれており、サウナの一種である「汗蒸幕(ハンジュンマク)」や「チムジルバン」は美容好きな女性に人気です。

韓国で暮らす際は他の国と同じように寮やホームステイ、1人暮らしをするのが一般的です。それ以外の滞在スタイルとしては、下宿である「ハスク」と「コシテル」に住む方法があります。

ハスクは学生街に多くありトイレとシャワーは共同タイプが一般的です。コシテルはトイレとシャワーは部屋に完備されているタイプが多く、ハスクよりもプライベートを保ちやすいでしょう。

コシテルの台所には白米やキムチが常備されている嬉しいサービスもあります。韓国で住まい探しをするにはインターネットを使って探したほうが効率的です。

日系サイトである「KONESTコミュニティ」や「Seoul Navi」には住居だけでなく便利な情報も掲載されています。

自分にあった国選びで有意義なワーキングホリデーを


ワーキングホリデーの国選びでは、自分の目的ややりたいことにあった国を選択することが重要です。また、予算や治安なども十分考慮することも忘れてはいけません。

ぜひ自分にあった国を選んで有意義なワーキングホリデーを過ごしましょう。

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