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カナダの気候は地域によって全然違う?都市別に気候の特徴を紹介!

by smaryu

作成日2018.06.06

(更新日2020.11.25)

カナダの気候は地域によって全然違う?都市別に気候の特徴を紹介!

カナダを訪れる際に気になることといえば、カナダの気候ではないでしょうか。カナダといえば雪がたくさん降る、とにかく寒い、そんなイメージが強いですよね。

 

しかし、カナダの国土は広大なため、場所によって気候も大きく異なります。

カナダで快適に過ごすためには、地域の気候の特徴を知っておく必要があります。

 

そこで今回は、カナダの主要都市であるバンクーバーとトロントを中心に、カナダ気候や適した服装、注意点について解説していきます。

1.カナダの気候は地域によって異なる

カナダの気候といえば、寒いというイメージが強いかもしれません。

しかし、カナダの国土はとても広いため、地域によって気候は大きく異なります。

 

・バンクーバー

バンクーバーには雨季と乾季があります。11月~4月が雨季にあたり、5月から10月が乾季になります。

雨季のバンクーバーは、「レインクーバー」とも呼ばれるほど雨の日が多いです。

 

ただ、カナダに住む方は多少の雨では傘をささないことが多いので、そのことに驚く日本人の方も多くいます。

 

バンクーバーは夏でも最高気温が30℃を超える日はほとんどないので、快適に過ごすことができます。

冬の寒い時期も雪が降ることは珍しく、気温が氷点下になることも少ないです。

 

・トロント

バンクーバーと並ぶカナダの主要都市としてあげられるが、トロントです。

トロントの冬は氷点下になることが多く、寒さの厳しい地域といえます。

トロントの気候の特徴は、夏が短く梅雨がないことです。

 

夏が短いため、9月になると一気に気温が下がり、10月下旬には本格的な冬の寒さになります。

冬の気温は低くてもマイナス8度ほどですが、風の強い日の体感温度は、マイナス30℃にもなるといわれています。

ただ、カナダは暖房設備が整っているので、室内に入ってしまえば、日本の住宅よりも暖かく感じることがほとんどです。

2.カナダの気候に適した服装

カナダの気候に関連して、カナダでの服装も気になると思います。

ここでは、カナダで快適に過ごすための服装や注意点などを、時期別にご紹介します。

 

・1月から3月

バンクーバーは、冬の時期でも気温が氷点下まで下がることは少ないので、日本と同じ服装でもよいでしょう。トロントの場合は降雪量も多く、気温は氷点下になるため、帽子や手袋、厚手のセーター、マフラーなどの防寒具が必要になります。

 

また、カナダは暖房設備が充実しているので、室内の温度に関しては過度に心配する必要はありません。カーディガンなどの温度調節がしやすい服装を持っていると便利です。

 

・4月から5月

4月から5月のバンクーバー・トロントは、日本の春と比べると肌寒い季節です。気温も不安定なので、カーディガンやジャケットなど、上から羽織れるものを用意しておきましょう。

 

・6月から8月

6月から7月にかけて一気に暖かくなります。この時期の日中は、Tシャツやタンクトップなど、薄着でちょうどいいくらいです。

カナダの夏は日本と違い湿気が少なくため、暑さを感じにくいことも特徴です。そのため家庭にクーラーがついていないことも多くあります。

 

・9月から12月

トロント・バンクーバーの夏は比較的短く、9月には長袖にカーディガン、薄手のジャケットなどが必要になります。

10月からバンクーバーは雨季に入るため、雨の日が多くなります。また、10月からは一気に冬の気温となるため、コートやマフラー、帽子、手袋などの防寒具が必要になります。

3.昼夜の温暖差と紫外線に注意

カナダの気候には四季があるなど、日本と似ている点も多いですが、注意するべき点もあります。

 

・温度差に注意

夏の時期の寒暖差には注意が必要です。日中は半袖でちょうどいいくらいでも、夜になると急に冷え込むことがあります。

薄手のカーディガンやジャケットなど、すぐに羽織れるものを必ず持っていくようにしましょう。

 

・紫外線に注意

カナダは湿気が少なく、夏の時期でも日陰に入れば涼しさを感じるほどです。

ただ日差しはとても強く、紫外線の量は日本の7倍ともいわれています。

サングラスや帽子などを必ず着用し、日焼け止めなどの紫外線対策も必須です。

4.留学する時期はいつがおすすめ?

留学するのにおすすめの時期は、カナダの気候で一番快適な時期である、夏でしょう。

カナダの夏は日本と違って湿気も少なく、あまり汗をかきません。

またカナディアンロッキーなど、カナダの大自然を楽しむためにもおすすめの時期です。

 

ただ、ウィンタースポーツを楽しみたい方には冬の時期がおすすめです。

カナダは寒さの厳しい地域が多いですが、バンクーバーであれば氷点下までは気温が下がらないので、ウィンタースポーツを存分に楽しむことができます。

5.留学にカナダをおすすめする理由

カナダは気候が過ごしやすいこと以外にも、魅力的なポイントがたくさんあります。留学の地として、なぜカナダがおすすめなのかを解説します。

 

・治安がよく住みやすい

気候と同じく場所によって差はありますが、カナダは基本的に治安のよい国だといえます。なかでも、バンクーバーやトロントなどの主要都市は治安がよい場所です。

世界的にみても、カナダの治安のよさは上位であり、留学する本人や送り出す家族、友人も安心できる国です。

 

・世界中から人が集まる

カナダにはさまざまな国の人が集まります。

多民族国家であるカナダは、異文化コミュニケーションが盛んであり、国や文化などの違いに対して柔軟な考えを持っている人が多いです。

カナダの文化だけでなく、さまざまな国の文化を直接感じることができるのは、カナダの大きな魅力です。

 

・自然が感じられる

カナダでは、大自然を間近に感じることができます。

カナディアンロッキーは、4つの国立公園と3つの州立公園を含んだ広大な土地が、世界遺産に登録されています。

 

氷河の浸食によって作られた湖や渓谷が多く、ウサギやリス、ビーバーなどの野生動物を見られることも魅力のひとつです。

カナダの国旗にもなっているメープルは、秋になると紅葉して美しい姿をみせてくれるほか、地域によってはオーロラを鑑賞することもできます。

6.まとめ

カナダの気候は地域によって異なるため、自分の行きたいと思っている場所の気候を調べておくことが大切です。

 

カナダには四季があり、日本の気候と似ているともいえます。

しかし、トロントなどの冬は氷点下になることが多いので、防寒対策はしっかり考える必要があります。

 

昼夜の寒暖差にも注意が必要です。

夏の暖かい時期であっても夜は冷え込むことがあるので、羽織れるものを用意しておくのをおすすめします。

また日差しとても強く、紫外線の量も多いので、防止やサングラス、日焼け止めなどの対策も忘れずにしましょう。

 

カナダは治安がよく、多くの自然や文化などを体験できる、留学に適した国です。

カナダに留学する際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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