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アメリカの小銭の種類と名前。小銭の呼び方と上手な使い方とは

by smaryu

作成日2019.01.23

(更新日2020.11.25)

アメリカの小銭の種類と名前。小銭の呼び方と上手な使い方とは

アメリカの小銭は6種類製造されています。しかし普段多く使われるのは、その中の4種類です。
このコラムでは、その4種類の硬貨をピックアップして解説します。見分け方や名称などの基本的なことを覚えたい方の参考になればうれしいです。

また、主に流通しているコインは4種類しかないとはいえ、旅行者や留学したての方が混乱することが多いようです。簡単そうなのになぜそんなことが起こるのかも、このコラムでご説明しましょう。増えすぎた小銭への対策法もご紹介しますので、ぜひ目をとおしてみてくださいね。

1.アメリカの小銭の種類

アメリカの小銭は金額の大きいものから「1ドル硬貨」「50セント硬貨」「25セント硬貨」「10セント硬貨」「5セント硬貨」「1セント硬貨」の6種類あります。

そしてアメリカの小銭はそれぞれ愛称で呼ばれていて、硬貨にも金額の表記がないものもあります。なので、慣れていない人はお店で使おうと思ったときに、焦って間違えてしまうことも多いそうです。
それぞれの硬貨の特徴を理解しておけば見分けも付きやすくなりますので、それぞれの硬貨の特徴をとらえてスムーズにお会計ができるようにしましょう。

また、6種類ある硬貨のうち「1ドル硬貨」と「50セント硬貨」はあまり流通しておらず、お店でもあまり見かけることはありません。
主に流通しているのは上に挙げたうち1セント~25セントの4種類の小銭ですので、今回はこの4種類について説明します。

ペニー

このコインは1セント硬貨になります。銅のコインなのでこれだけ色が茶色く、ほかのコインよりも見分けやすくなっています。

ニッケル

5セント硬貨です。ほかのコインと同じ銀色なので間違えてやすくなっています。少し厚くて、ふちがツルツルしている硬貨がニッケルです。

ダイム

一番、戸惑うコインがこの10セント硬貨のダイムでしょう。金額的には下から3番目なのに、大きさが一番小さいコインになっています。しかもこのダイム、金額がどこにも表記されてないのです。

クォーター

一番使う場面が多いと思われる、クォーターという25セント硬貨になります。金額もサイズももっとも大きな硬貨で、自販機など多くの場面で使用できる硬貨です。

上の4種類のコインはサイズが金額順でなく、似通った色で金額が書いてないことから、間違うことが多くなっています。戸惑うことも多いかもしれませんが、これも異なる文化に触れた経験だと思って、楽しむ余裕をもってみてください。

アメリカの小銭の種類

2.小銭の出し方は日本と異なる

日本のお店で商品の代金を払うときに、あえて小銭を追加して出し、返ってくる小銭の数を調整することがありますよね。しかし、アメリカで同じようなことをすると、お札だけ取って小銭を返されてしまいます。

と、いうのも、アメリカには日本のような支払い方をする文化が存在しないからです。そのため、お札に小銭を追加しても受け取ってもらえないことがほとんどでしょう。

しかし、お札でばかり支払いをしていたら、小銭がどんどん溜まってきてしまします。小銭で重たくなった財布を持ち歩くのはつらいですが、アメリカでは支払いで小銭の調整をするということはほぼないのです。

小銭の出し方は日本と異なる

3.増え続ける小銭たち…どう処理する?

買い物を繰り返している内に増えてしまう小銭を一番簡単に処理する方法は、募金箱に入れてしまうことです。数が多いので金額が高いように感じるかもしれませんが、アメリカの小銭は日本円に直してもあまり大きくは変わりません。持ち歩くよりも募金箱に入れてすっきりしてしまう人も多いようです。

でも、お金はできるだけ節約したい……という人は、スーパーにある両替機を使用するといいでしょう。手数料がかかりますが、機械にコインを入れればお札に変えてくれるので、手軽な方法となります。

もう1つの方法は、銀行に行って両替をすることです。銀行で「Paper coin wrapper」という紙製の筒をもらい、そこにお金を詰めて窓口へ持っていきます。そうすると紙幣と交換するか、自分の口座に貯金することができるのです。

重たいコインを持ち歩くのは大変ですので、自分が一番いい方法で小銭を減らしていってくださいね。

4.クレジットカードでお買いものをすれば小銭が増えない!

そもそも小銭が発生しなければ重たい財布を持ち運ぶこともないでしょう。じつはアメリカはクレジットカード社会で、個人商店や個人経営のレストランでもクレジット払いが当たり前となっています。小銭の扱いになかなか慣れない方は、クレジットカードを主に使うといいかもしれません。

クレジット払いにして気になるのがチップの存在ですが、なんとチップもクレジットで払うことが可能です。カード用の伝票にちゃんとチップの欄がありますので、そこに金額を書き込んでしまえば大丈夫です。

ただ、これは飲食店などでの場合になります。ホテルのドアマンなどには直接チップを渡すこともありますので、一応、紙幣は多少もっておいたほうがよいでしょう。
また、あまり使われませんがアメリカの小銭には1ドルのものもありますので、手元にあれば使うといいかも知れません。

クレジットカードでお買いものをすれば小銭が増えない!

5.まとめ

アメリカの小銭は愛称で呼ばれていたり、金額が表記されていなかったりしますが、これもアメリカの文化のひとつです。お店でのおつりが多くなって、小銭が多くなってしまうこともあるかもしれませんが、そんな時は募金箱や両替機を使って財布のシェイプアップをはかってください。堅実な方はぜひ、銀行での両替を利用して節約してくださいね。

また、アメリカではキャッシュレス化が進んで、クレジットカードの利用が一般的になっています。この機会にクレジットを利用し始めるのも手かもしれません。その時はチップ用のお札を忘れずにもっておくといいでしょう。

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