いざ「留学しよう!」と思い立っても、経験のない方からすると分からないことだらけで頭を悩ませてしまいます。
次々と浮かんでくる疑問のなかでも、とくに心配なのは「費用」についてではないでしょうか。
イギリス留学の費用には、現地で必要なお金と渡航前に必要なお金が含まれています。
しかしどれくらいの金額がどんなところにかかるのかは、よく知らないかたが多いのではないでしょうか。
そこでこの記事で、留学資金の内訳を詳しく解説していきます!
「大金は準備できない……」という方でも留学する方法はあるので、
できるだけ安く留学するコツも知ることができるかもしれません。/p>
1.イギリス留学の費用はどれくらい?留学期間別に紹介
留学のために必要になる費用は、イギリスに滞在する期間によって大きく変動します。
これは当たり前のことですが、期間が短ければ安く済み、長くなるにつれ費用は高くなっていくのです。
留学費用や生活費のおおよその内訳を期間別にまとめていくので、下記を参考にしてみてください。
【4週間】イギリスに留学する場合
現地での出費(4週間) | 費用 |
---|---|
授業料 | 15万~20万円 |
宿泊費(ワンルームの場合) | 9万円~ |
生活費(食費、移動費) | 9万円 |
合計 | 38万円~ |
渡航前の内訳 | 費用 |
---|---|
飛行機(往復) | 20万円 |
保険(海外旅行保険) | 2万円 |
パスポート | 1万6,000円 |
合計 | 23万6,000円 |
1か月間イギリスに滞在する場合、64万6,000円ほど必要になります。
【8週間】イギリスに留学する場合
現地での出費(8週間) | 費用 |
---|---|
授業料 | 30万~40万円 |
宿泊費(ワンルームの場合) | 18万円~ |
生活費(食費、移動費) | 18万円 |
合計 | 76万円~ |
渡航前の内訳 | 費用 |
---|---|
飛行機(往復) | 20万円 |
保険(海外旅行保険) | 4万円 |
パスポート | 1万6,000円 |
合計 | 25万6,000円~ |
2か月間イギリスに滞在する場合は、2つをあわせると104万6,000円ほどの費用が必要となります。
現地での出費(12週間)
イギリス現地の内訳 | 費用 |
---|---|
授業料 | 45万~60万円 |
宿泊費(ワンルームの場合) | 27万円~ |
生活費(食費、移動費) | 27万円 |
合計 | 114万円~ |
渡航前の内訳 | 費用 |
---|---|
飛行機(往復) | 20万円 |
保険(海外旅行保険) | 6万円 |
パスポート | 1万6,000円 |
合計 | 27万6,000円 |
滞在期間が3か月間の場合、あわせて約144万6,000円という金額が必要になります。
現地での出費(24週間)
イギリス現地の内訳 | 費用 |
---|---|
授業料 | 90万~120万円 |
宿泊費(ワンルームの場合) | 54万円~ |
生活費(食費、移動費) | 54万円 |
合計 | 228万円~ |
渡航前の内訳 | 費用 |
---|---|
飛行機(往復) | 20万円 |
保険(海外旅行保険) | 12万円 |
パスポート | 1万6,000円 |
合計 | 33万6,000円 |
半年という長い期間イギリスに滞在することを考えている方は、264万6,000円を目安にしてみてください。
イギリス留学の費用を考える場合、上記のように「現地の費用」と
「渡航前の費用」をあわせた金額を把握しておくようにしましょう。
なお、ご紹介した金額と実際にかかる費用は異なる場合があります。
通う学校の種類や住む場所によって、金額が変化していきます。
ここから先は、内訳としてご紹介した項目は、具体的にどのような内容なのかについてご紹介していきます。
ご自身が考えている留学の内容と照らし合わせながら確認していくことで、
さらに詳しい金額を知ることができるでしょう。
2.イギリス留学は学校によって費用が全然違う!
イギリス留学の費用として必ず発生するものに、学費があります。イギリスの学校に通う以上、
絶対に払わなければならないものです。ここでは、1章でご紹介した表の【授業料】について詳しく解説していきます。
前述の【授業料】の項目の金額にひらきがあるのは、通う学校によって授業料が違うからです。
イギリスには留学生が通える学校がいくつかありますが、それぞれの学校で授業料の設定値が異なります。
また、その金額を揺れ幅を大きくしているのは、学校の種類といえます。
渡航してから通う学校が「語学学校」なのか「大学」なのかによって金額は大きく変わるのです。
これから、語学学校の費用と大学の費用をまとめていきます。2つの種類でどれほどの差があるのでしょうか。
イギリス留学(語学学校)の授業料
語学留学を目的としてイギリスへ行く場合、授業料は1か月15万円を目安として考えるといいでしょう。
イギリスには英語を学べる学校は多くあり、授業料の価格帯はじつにさまざまです。
1か月7万円ほどで授業を受けられる学校があれば、20万円という料金設定のところもあります。
なぜそれほどまでにひらきがあるのでしょうか。それは、学校によって授業やサポートの内容の違いがあるのです。
しかし、「高ければ高いほどよい」と言い切ることもできず、このあたりの線引きは大変難しいといえます。
初めて留学する方で「安すぎるのは心配だ……」と思っている場合は、
安すぎず高すぎない、平均的な料金設定の語学学校を選んでみてください。
イギリス留学(大学)の授業料
イギリスの大学の年間授業料から1か月あたりの金額を求めると、
おおよそ12万~25万円の学費が必要になります。語学学校と比べると価格帯は高いので、
大学の方が費用がかかってしまうでしょう。コースや学科によっても料金は異なるので、
大学に行く予定の方は「イギリスのどこでなにを勉強するのか」をしっかり決めていくことをおすすめします。
3.イギリスで生活する場所によっても費用が変わる
日本でも同じことがいえますが、都心と郊外に住むのでは費用が大きく異なります。
現地に滞在する場合「住む場所」もイギリス留学の費用に大きく関係するので、よく確認しておく必要があります。
イギリスの首都であるロンドンは、生活水準の高いことで世界的にも有名になっています。
ロンドンと郊外とでは、家賃にどれほどの差があるのかを見比べてみましょう。
- ロンドン(ワンルーム)……1か月15~20万円
- 郊外(ワンルーム)……1か月3万5,000円~10万円
上記の数字はあくまでも目安ですが、1か月あたりの家賃でこれほどにまで差があります。
留学費用をできるだけおさえたい方は、郊外で生活することを視野に入れて考えてみてください。
しかし、なかには「どうしてもロンドンに住みたい!」とお考えの方もいることでしょう。
せっかく留学するなら、よい時間を素敵な場所で過ごしたいと思うことは当然です。
とはいうものの、ロンドンで部屋を借りるほどの余裕があればよいのですが、実際はなかなか厳しいかもしれません。
そういった方は、ルームシェアという選択肢があります。ルームシェアであれば家賃を安く済ませることができるので、
資金問題を抱えている方にはおすすめの方法です。
4.イギリス留学の渡航前にかかる費用を確認!
イギリス留学の費用としてご紹介した表に、「渡航前の内訳」という表も含まれていました。
イギリスに行く前、いわゆる「日本で必要になるお金」はどれくらい準備がいるのでしょうか。
前述の表にもあった通り、渡航前に必要となる費用は主に「飛行機」「保険」「パスポート・ビザ申請」の3つです。
飛行機
表のなかでは(往復)という条件で金額をご紹介しましたが、もちろん片道のチケットを購入することはできます。
しかし、初期費用を抑えることはできますが、結果としては高くついてしまう可能性が高いです。
また、イギリス行きの飛行機は5~9月は値段が高くなる傾向にあります。
渡航日と帰ってくる日を含めて計算して、どちらが安いかを確認してみてください。
保険
これはイギリスに限らずいえますが、万が一に備えて海外旅行保険に加入しておくことは大切です。
保険料金については、表にある金額が目安となります。現地で保険に加入するという方法もありますが、
日本で保険に入ってから渡航するというのが基本的な順序のようです。
パスポート・ビザ申請
すでにパスポートを持っている方は必要ありませんが、
お持ちでない方の場合新しくパスポートを作る必要があります。
パスポートの手数料は「年齢」と「期間」によって決まります。
- 20歳以上……10年間利用可能のもので1万6,000円
- 12歳以上……5年間利用可能なもので1万1,000円
- 12歳以下……5年間利用可能なもので6,000円
ビザに関しては、必要になる場合とそうでない場合があります。
イギリスは、滞在期間が6か月以上になるとビザが必要です。
半年以上留学するわけでもない限り、ビザは必要ありません。
そのため、日本から出国するときのビザの事前申請は必要はありません。
しかし、英国へ入国するときに申請する必要があり、
ビザを持っていないと入国時の申請で却下される可能性もあるため、事前申請しておくことがおすすめです。
5.イギリス留学の費用は補助金や助成金が使えるかも
ここまでイギリス留学の費用を確認してみて、「資金が足りなさそう……」と感じた方は、
奨学金制度を利用してみてはいかがでしょうか。
奨学金制度とは、生徒に対して「国」「県」「市区町村」などの機関が、金銭面の支援をしてくれるという制度です。
学習意欲が高くても「金銭的な問題で勉強ができない」といった方もいます。
そういった方を応援するためにある、なんとも頼もしい制度です。
奨学金制度は日本学生支援機構をはじめ、じつに多くの機関がおこなっています。
それぞれで支援してもらえる金額は異なり、返済期間なども変わってきます。
そのため、この制度を利用する場合、いくつもの機関の内容を確認し、適した奨学金を見つけだすことが大切です。
奨学金として受けられる支援には2種類があります。
貸与型
貸与の場合、支援を受けた後、期間内に返済しなければなりません。
金利が低いことや条件を満たしていれば無利子で貸してもらえるという特徴をもっています。
給付型
給付型の奨学金は、返済する必要がありません。
しかし、給付型の奨学金を受け取るためには厳しい「資格」や「基準」を満たしている必要があります。
貸与・給付のいずれも受けるための基準は機関ごとに異なるものなので、興味のある方はぜひ確認してみてください。
6.まとめ
イギリス留学の費用は、「現地」と「渡航前」の合計額を算出することで知ることができます。
イギリス留学は、場所によって滞在費が変わってくるので、事前にどの場所に住むのかを考えてるといいかもしれません。
また、できるだけ費用をおさえたい方は、郊外での暮らしやルームシェア、
飛行機のチケットを往復で購入することなどを実践することをおすすめします。
留学費用を支援してくれる「奨学金」という制度もあるので、資金のことで頭を悩ませている方はぜひご検討ください。
イギリス留学の料金プラン
PRICEPLAN
留学期間 | スマ留ライト | スマ留スタンダード |
---|---|---|
1週間 | 127,000円 | 166,000円 |
2週間 | 151,000円 | 190,000円 |
3週間 | 202,000円 | 241,000円 |
4週間 | 260,000円 | 299,000円 |
5週間 | 330,000円 | 369,000円 |
6週間 | 388,000円 | 427,000円 |
7週間 | 442,000円 | 481,000円 |
8週間 | 505,000円 | 544,000円 |
12週間 | 580,000円 | 619,000円 |
16週間 | 655,000円 | 694,000円 |
20週間 | 723,000円 | 762,000円 |
24週間 | 799,300円 | 838,300円 |
- ※プラン内の宿泊形態は「シェアハウス」になります。別途料金でホームステイに変更することも可能です。
- ※ハイシーズン期間中(8月)は追加料金が発生します。
- ※12週間、24週間プランは8週間分の滞在費用が含まれています。
- ※上記、以外の期間でもお気軽にご相談ください。
- ※スマ留プランには学習サポートが含まれますが、スマ留ライトプランには含まれません。
イギリスの基礎知識
COUNTRYINFO
正式名称 | United Kingdom of Great Britain Northern Ireland |
---|---|
人口 | 約6,400万人 |
首都 | ロンドン |
英語のアクセント | イギリス英語 |
通貨 | ポンド |
面積 | 約24万3,000平方キロメートル |
航空券の費用 | 片道5万円〜15万円程度 *時期によってはより高額になることもあります |
イギリスの生活について
LIFEINFO
気候
夏は日本の初夏くらいの気温で過ごしやすい。冬は早く日本の秋あたりには始まり冷え込みます。
治安
比較的安全。しかし大都市ならではのスリや置き引きが頻繁に起こるので交通機関やレストラン、公共のエリアでは注意が必要。
物価
少し高め。しかしポンドショップ(1£均一ショップ)などもあり工夫次第では節約もできます。
食文化
主食がジャガイモや根菜とすることが多い。オーブンを使っての料理が多い。他にもフィッシュアンドチップスなどのスナックも充実しています。
よく利用されている交通機関
トラム、バス、地下鉄
イギリスのVISAについて
VISAINFO
観光ビザ
最長6ヶ月滞在できます。(実際には6ヶ月で申請すると入国拒否になります)
新政府用のビザですが、留学の場合に観光ビザは使えません。違法になります。
Short-term Study Visa(6ヶ月以内の留学)
日本のパスポートを持っている人で、6ヶ月以内の留学をする場合、必要書類をイギリスの空港で入国審査官に提出することで取得できます。現地でビザの延長、また、仕事をすることはできません。
※正式に認定を受けている語学学校であれば30日までの就学は観光ビザでも可能です
Short-term study visa(6ヶ月以上の留学)
6ヶ月から11ヶ月間の語学学校で英語の勉強をする場合、イギリス国外からビザの事前申請が必要です。現地でビザの延長、また、仕事をすることはできません。
Tier 4/ General Student Visa(12ヶ月以上の留学)
12ヶ月以上イギリスで勉強する場合、日本で事前申請する必要があります。
このビザの場合、一定の英語力がないと申請することができません。語学学校の場合、TOEIC 550点以上、IELTS 4.0以上が目安になります。働くためには就労ビザが必要であるため、原則的に働くことはできません。
Tier 4(一般学生ビザ/General Student Visa)
18歳以上の長期(6ヶ月以上)で語学学校や大学に就学する際に取得するビザです。渡航する前に日本でビザ取得していく必要があります。
取得するためには、帰りの航空券に関しては必須でないものの、入学許可証や英語力証明、財政証明等が必要です。イギリスの学生ビザの場合は、最大3年滞在許可があります。
旅や就学、就労すべて可能です。ただ、語学学校に通っている人は働くことができません。
ワーキングホリデービザ(YMS/Youth Mobility Scheme)
イギリスにて休暇を過ごすことを目的としている青年(18歳〜30歳)に対して発給されるビザです。1年間、休暇を楽しみながら、滞在資金を補うために現地で「働く」ことが認められているという特別なビザです。最長滞在が他国とは異なり2年間で、就学・就学に制限がありませんが、発給数は年間1000人と限られているため、申請をする場合は、早めに行動しましょう。
ビザについて詳しく知りたい方はこちら
その他の留学国

ABOUTMISSIONミッションとは?
スマ留が大切にしていることは、「単語や文法といった知識を覚えて終わり」ではなく、学んだ知識を使って自ら主体的に行動して相手とコミュニケーションを取ることです。
知識だけを学ぶのであれば日本の英会話教室で十分です。ミッションは街中を利用した研修方法で、リアルな生活の場で体験を通して学んでいただける新しい学習方法です。各レベル分けされたミッションを、各グループまたは個人で達成してもらうプログラムです。
観光名所のStreet Artに行き、到着後グループ全員で写真を撮ってくること。

どうやって駅に行けばいいのかな?
→授業で習った英語を思い出し街中にいる人達に訪ねてみよう!!

→Excuse me・・・
→thank you

行き方は理解したので後は目的地を目指すだけ!

(観光地も見つつ・・・)

到着後、自撮りではなく街中にいる方に全員で写真を撮ってもらおう!

→Excuse me・・・
→thank you
その他ご不明な点は
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